斎藤修の重賞ピックアップ

【11/4門別・道営スプリント】直線一気で連覇なるかジャスパーシャイン

 ジャスパーシャインの連覇に期待する。中央未勝利から転入後4連勝で重賞初挑戦だった昨年、3コーナーを回ってもまだ1頭だけ離れた最後方だったが、直線大外一気は衝撃だった。今シーズン前半は結果が出なかったが、8月のエトワール賞ではイダペガサスをとらえきれず2着だったものの、ウポポイオータムスプリントでは大外一気を決め、イダペガサスに2馬身半差をつける完勝だった。直線追い込み一手のタイミングひとつだが、ここ2戦のレースぶりならその持ち味を発揮できると見る。
 イダペガサスは、金沢に遠征した金沢スプリントカップを5番人気で2着に好走すると、エトワール賞、ウポポイオータムスプリントで、前述のとおりジャスパーシャインと1、2着を分け合った。内枠から早めに抜け出せるのは有利だが、それもタイミングひとつだろう。
 スタートダッシュが抜群に速いアザワクは、デビュー以来1000メートルしか勝ち星がなく、1200メートルになると最後の200メートルで失速ということがほとんどだった。しかし今年8月のロードカナロア・プレミアムでは初めて1200メートル戦で逃げ切って見せた。強敵相手だが、マイペースに持ち込んで粘れるかどうか。
 11歳になったメイショウアイアンは今シーズン勝ち星がなく、さすがに昨年ほどの勢いにはない。直線どこまで前に迫れるか。
 スマートアヴァロンは中央オープンから転入した今シーズン、1200メートル戦で2勝を挙げたが、このメンバーに入ると勝ち負けまではどうだろう。
 ◎10ジャスパーシャイン
 ○2イダペガサス
 ▲9アザワク
 △12メイショウアイアン
 △4スマートアヴァロン
 
 道営スプリントの出走表はこちら

斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP