斎藤修の重賞ピックアップ

【12/31笠松・東海ゴールドカップ】名古屋三冠馬トミケンシャイリに期待

 今年名古屋三冠を制したトミケンシャイリだが、園田に遠征した楠賞ではスタートで躓いて出遅れ、笠松グランプリは全国から一線級が揃ってさすがに相手が強かった。距離適性が果たしてどのあたりなのかは微妙なところだが、古馬相手のここでも勝負になるとみる。
 中央3勝クラスから昨年名古屋に移籍したキーグラウンドは、重賞タイトルには手が届いていないものの、ここまで準重賞・特別で7勝。今回、重賞上位の常連が、3歳のトミケンシャイリ、ベニスビーチだけというメンバーなら初タイトルのチャンス。今年さまざまな記録で注目された宮下瞳騎手にも期待だ。
 中央オープンから兵庫に移籍したメイプルブラザーは、兵庫大賞典でジンギの4着という成績ならここでは能力上位。ただそれが5月のことで、休み明け初戦の園田で大敗しての笠松転入初戦で能力を発揮できるかどうか。
 転入初戦となるタイセイグリードは、南関東B1で上位争いならここでも通用しそう。
 2019年にはオータムカップ勝ちがあり、大井から再転入してA1特別で2着、1着と好走を見せているウインハピネスも上位を狙える。
 全国の競馬場を渡り歩いて金沢で重賞2勝を挙げている3歳牝馬ベニスビーチは、古馬重賞初挑戦でどこまでやれるか。
 ◎9トミケンシャイリ
 ○2キーグラウンド
 ▲11メイプルブラザー
 △4タイセイグリード
 △7ウインハピネス
 △12ベニスビーチ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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