佐賀競馬では近年、スプリント路線の充実が図られ、新設されたのがゴールドスプリント。牝馬限定の佐賀ヴィーナスカップを別にすれば、古馬短距離重賞では唯一の地方全国交流レースとなる。
高知のダノングッドは名古屋のゴールド争覇、笠松グランプリと遠征競馬で連勝。明けて10歳になってさらに重賞連勝を伸ばすかどうか注目だ。
兵庫からの遠征が快速牝馬ステラモナーク。一昨年3歳時には牡馬相手にも菊水賞、園田オータムトロフィーを逃げ切った。その後重賞タイトルがないが、佐々木世麗騎手での特別戦3連勝が圧巻。今回は下原理騎手に戻っての遠征となる。
迎え撃つ地元の期待もこれまた10歳のドラゴンゲート。2019年に大井から転入して以降、佐賀では短距離重賞を5勝。ここでもあっさりという可能性はある。
マイペースで逃げられればステラモナークのスピードがまさっていると見るが、ドラゴンゲートと競り合って前は速くなると思われ、そうしたときに差してくるダノングッドが展開的に有利と見て中心とした。
もう1頭兵庫から遠征のグラナリーは中央3勝クラスから移籍して4戦目での初遠征。園田ではここまで1230メートルのみを使われ、前走はナチュラリーに差のある2着。今回は遠征と1300メートルの距離がどうか。中央時代は1勝クラスと2勝クラスをダート1000メートルで勝っているだけに、距離は短ければ短いほどよさそう。
前が速くなって差す展開になるなら、吉野ヶ里記念連覇のミスカゴシマにもチャンスはある。
◎2ダノングッド
○5ステラモナーク
▲7ドラゴンゲート
△4グラナリー
△3ミスカゴシマ
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