斎藤修の重賞ピックアップ

【2/13高知・だるま夕日賞】地元同士ならダノングッド

 ダノングッドは地元に戻っての黒潮スプリンターズカップが3着。さすがに、勝ったイグナイターほか相手が強かったし、それ以上に1番枠に入って逃げざるをえない展開が厳しかった。昨夏の建依別賞でスペルマロンに1馬身半差2着の好走があるように、地元同士なら能力は上位。ただ1400メートル以下を使われてきて、久しぶりのマイル戦がどうか。
 相手は迷うところだが、ヤークトボマーとした。中央2勝クラスから転入して下級条件から9戦6勝、3着3回と底を見せていない。前走大高坂賞は3着だったが、中団から早めに進出して、3?4コーナーではそのまま突き抜けるかという勢いだった。中央では1600?1800メートルを中心に使われていただけに距離延長は歓迎。吉原寛人騎手への乗替りということでも期待だ。
 もう1頭、同じく中央2勝クラスから転入して4連勝と底を見せていないのがグランデラムジー。B級でのここ2戦のレースぶりから重賞でも通用しそう。この馬もマイル戦は歓迎。
 前走大高坂賞を制したのがモズヘラクレス。仕掛けのタイミングや内を突いて伸びてきたところなど、展開がハマった感じもあるが、11月の黒潮マイルチャンピオンシップあたりから調子を上げてきた。
 ナムラアラシは高知1600メートルで2戦2勝。前半の行き脚がつかないぶん、距離は長いほうがレースはしやすいはず。
 スコルピウスは中央3勝クラスから転入して5戦、勝ち星こそないものの、すべて掲示板内。能力的に差はない。
 ◎5ダノングッド
 ○11ヤークトボマー
 ▲4グランデラムジー
 △3モズヘラクレス
 △6ナムラアラシ
 △9スコルピウス
 
 だるま夕日賞の出走表はこちら

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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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