バウチェイサーは門別からの転入初戦が大差の圧勝。続く兵庫ジュニアグランプリJpnIIでも地元最先着の4着と好走を見せた。全日本2歳優駿JpnIはさすがに10着だったが、年明け初戦、笠松に遠征したゴールドジュニアでは2着に2秒6の大差をつける圧勝となった。ほかに重賞で上位争いをしているのが牝馬のラッキーライズだけというメンバーなら、ここでは実力、経験ともに抜けた存在だ。
相手筆頭は、門別未勝利から転入して4連勝と底を見せていないエイシンクエーサー。園田1400メートルの持ちタイムが1分32秒7で、ここで勝ち負けするにはさらにタイムを詰める必要があるが、前走姫路で8馬身差の圧勝というレースをしているだけに、3歳になっての上昇は見込める。
ローグネイションも門別からの移籍組。転入初戦のアッパートライは4着だったが、勝ったのが2歳時5戦全勝の世代チャンピオン・ガリバーストームだったから、これは仕方ない。その後、2連勝としているだけに上積みに期待だ。
パーは、ローグネイションの2着が2戦続いたあとの前走で逃げ切り勝ち。門別でのデビューから5戦連続連対ということでは今後の可能性に期待できそう。
兵庫若駒賞8着、園田ジュニアカップ6着だったラッキーライズは、年明け初戦となった牝馬同士の兵庫クイーンセレクションが僅差の3着。今回、再び牡馬相手の重賞でどこまでやれるか。
◎5バウチェイサー
○8エイシンクエーサー
▲7ローグネイション
△6パー
△2ラッキーライズ
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