斎藤修の重賞ピックアップ

【5/8佐賀皐月賞】地元同士のこの距離ならザビッグレディー

 ザビッグレディーは、2歳時こそ新馬戦を勝っただけで目立った成績ではなかったが、3歳になってからは5戦すべて3着以内。1800mの花吹雪賞2着、ル・プランタン賞3着では、いずれも先着されたのは他地区からの遠征馬。ほか、1800mの若駒賞、1750mの竜門峡特選を制しており、3歳になっての中距離では地元馬に先着されていない。地元同士の1800mが舞台なら負けられないところ。
 相手筆頭はイカニカン。ここ2戦は惨敗だが、古馬B級でのもの。3歳馬同士の中距離では2、1、1着と好走を見せ、竜門峡特選2着はザビッグレディーにアタマ差ということであれば、逆転の可能性も。
 ムーンパスゴールドは、2歳時に1750mの天山特別で2着があり、同じく1750mの前走肥前特別を勝利。ときに大敗もあるが、この距離でこそという可能性はありそう。
 シウラグランデは中央未勝利から転入して3連勝のあと、佐賀では初の中距離(1750m・虹ノ松原特別)でオリベにクビ差2着。あらためてこの距離でどうか。
 ハイスペックは3歳になってから勝ち星がないものの、前走ル・プランタン賞5着は、地元馬では3着ザビッグレディーに次ぐ着順。距離を経験しての上積みがあれば能力的に差はなさそう。
 クビ、クビという接戦の飛燕賞で2着ザビッグレディーに次ぐ3着だったのがマーミンラブ。前走ル・プランタン賞は9着だったが、あらためて距離が克服できれば。
 ◎5ザビッグレディー
 ○1イカニカン
 ▲7ムーンパスゴールド
 △2シウラグランデ
 △8ハイスペック
 △6マーミンラブ
 
 佐賀皐月賞の出走表はこちら

この予想印で投票
斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP