斎藤修の重賞ピックアップ

【6/29笠松・クイーンカップ】久々のタイトル奪取に期待ドミニク

 4頭が遠征してきた兵庫勢が強そうだが、笠松のドミニクに2歳時のゴールドウィング賞以来のタイトルを期待する。名古屋の二冠に挑戦し、一冠目の駿蹄賞は3着だが、勝ったタニノタビトから2秒3も離された。しかし4着だった東海ダービーでは、勝ったタニノタビトからコンマ9秒差。牡馬のトップクラスと対戦して上位を争った経験は大きい。牝馬同士ならあらためての期待だ。
 クリノメガミエースは中央1勝クラスから兵庫に移籍。2戦目から3連勝の内容がすばらしく、前走笠松に遠征したぎふ清流カップでも3コーナーから3番手以下を大きく離し、ヘイシリンと一騎打ちとなったが、直線突き放しての圧勝。引き続き吉原寛人騎手で臨むが、兵庫転入初戦の1870メートル戦で5着に負けていたように、今回は1600メートルの距離がどうか。
 兵庫ダービー2着からの挑戦となるはずだったニフティスマイルが出走取消となっては、この2頭の勝負となりそう。
 兵庫のサラヘレンは、1月の兵庫クイーンセレクションでは10着惨敗だったが、ここに来て中距離で2連勝と充実ぶりを見せた。
 前走笠松の3歳牝馬特別、ヒロインカップを制したユメミルボニータも上位争いの能力はありそう。
 ◎1ドミニク
 ○5クリノメガミエース
 △9サラヘレン
 △4ユメミルボニータ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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