斎藤修の重賞ピックアップ

【8/11笠松・くろゆり賞】中央オープンの実力見せるメイショウワザシ

 大井のメイショウワザシは、今年春に中央オープンから移籍し、勝ち星こそないものの、2走前のマイルグランプリトライアルでは勝ち馬から1秒2差の4着。続く前走・金沢スプリントカップ(1400メートル)は1番人気に推されるも3着だったが、中央ではダート1800メートル前後を使われていただけに、マイル戦なら能力を発揮すると見る。
 インシュラーは前走サマーカップこそ勝ち馬から1秒4差つけられての4着だったが、これは勝ったファストフラッシュが、昨年来金沢の重賞でほとんど崩れることがないという実績で強かった。それまでは1600や1800メートルも含めて4戦連続連対で、飛山濃水杯では兵庫から遠征したゼットパールの2着。遠征馬相手でも今回のメンバーなら上位を狙える。
 一昨年のこのレースで2着だったニホンピロヘンソンは、今年1月の白銀争覇で重賞初勝利。前走サマーカップこそ10着だったが、飛山濃水杯では2着インシュラーに続いての3着。1600メートルの実績もあり、重賞でも好走以上が期待できる。
 2月のウインター争覇を制したスタンサンセイや、兵庫から遠征のナナカマドカも後方からとなって案外だった前走度外視なら上位食い込みが狙える。
 ◎7メイショウワザシ
 ○1インシュラー
 ▲5ニホンピロヘンソン
 △8スタンサンセイ
 △9ナナカマドカ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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