斎藤修の重賞ピックアップ

【8/14ばんえいグランプリ】実績安定感抜群メムロボブサップ

 メムロボブサップは今シーズンも崩れることなく7戦4勝、2着3回。雨の旭川記念では10kg差があったとはいえアオノブラックを振り切って完勝。そして今回、今シーズン先着されているアオノブラック、アアモンドグンシンは不在となって、賞金別定なしの全馬同重量800kgならまず崩れることは考えにくい。
 メジロゴーリキにとって、強敵はメムロボブサップだけ。800kgはこの馬にとってはまだ軽いが、前走は相手が軽かったとはいえ710kgでも勝利。ただ湿った馬場になるようだとよくない。
 マツカゼウンカイは、重賞勝ちは4歳時のはまなす賞だけだが、昨年北斗賞2着、今年オッズパーク杯4着と、8歳になって充実を見せてきた。前走サマーカップは余裕残しの馬体増でもメジロゴーリキの2着と好走し、今回絞ってくるようならあっと言わせる場面もあるかもしれない。
 カイセドクターは5歳になった今シーズン、オッズパーク杯、北斗賞ともに5着。その後オープンで3戦連続3着以内と、ここに来ての上昇を感じさせる。
 インビクタは、古馬重賞初挑戦の旭川記念で、2着アオノブラックと差のない3着。そのとき同様、雨馬場になれば期待大。
 ◎6メムロボブサップ
 ○3メジロゴーリキ
 ▲1マツカゼウンカイ
 △8カイセドクター
 △4インビクタ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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