斎藤修の重賞ピックアップ

【8/21盛岡・やまびこ賞】連勝でタイトル狙うネイチャーミヤビ

 中央未勝利から転入して2連勝のネイチャーミヤビを狙ってみる。2戦目となった前走は押してハナに立つと、直線では楽に後続を突き放して9馬身差の圧勝。今回は1800メートルへの距離延長だが、中央ではダート1800メートル戦で勝ち馬と3/4馬身差2着があった。中央時より20キロほどの馬体増は、おそらくまだまだ余裕の仕上げと思われ、相手強化でも勝負になるとみる。
 サンエイブレーヴは、東北優駿3着のあと、ウイナーカップではカクテルライトの逃げ切りを許して2着に敗れたが、距離延長なら逆転可能。あとはそのウイナーカップ以来2カ月ぶりの実戦でどうか。
 そのカクテルライトは2歳時に重賞2連勝のあと低迷が続いたが、ウイナーカップを逃げ切って復活をアピール。しかし今回と同じ1800メートルのひまわり賞では牝馬同士ながら逃げて差のある3着。圧勝したトーセンキャロルは南関東からの転入初戦で別格だったとはいえ、2着マルルットゥにも4馬身差をつけられた。あらためて距離への挑戦となりそう。
 ヴラディアは、東北優駿ではサンエイブレーヴやコイビトサンタからさらに遅れての5着だったが、前走3歳B1戦で9馬身差圧勝。ここに来て力をつけた。
 コイビトサンタも、ここ2戦、自己条件での2、3着の内容は悪くない。東北優駿4着で、1、2着馬が抜けた相手ならチャンスはありそう。
 ◎2ネイチャーミヤビ
 ○1サンエイブレーヴ
 ▲4カクテルライト
 △3ヴラディア
 △6コイビトサンタ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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