斎藤修の重賞ピックアップ

【8/7盛岡・ひまわり賞】前走急上昇セイシーキング

 セイシーキングは、これまで重賞では4着が最高という成績だが、前走盛岡ダート1600メートルの3歳B1の勝ちタイム1分38秒9は、当日3レース組まれていた古馬B1もしくはB2戦の勝ちタイムより速いもの。その前走のパフォーマンスを評価する。あとは1800メートルの距離がどうか。
 トーセンキャロルは浦和からの転入初戦。近2戦は二桁着順だが、東京プリンセス賞に古馬B2特別と格段にレベルの高いメンバー。それ以前の南関東3歳1組特別で勝ち負けという実力ならここでも勝負になりそう。
 レディジャンは北海道から転入後、冬休みを挟んで4連勝。前走は2着馬と半馬身差だが、直線を向いて先頭に立ったら遊ぶようなところがあったので、着差以上の完勝。能力はまだまだ未知数。
 ボサノヴァは3歳になっての重賞でも好走続きで、2歳時には1700メートの金沢ヤングチャンピオンで2着好走があるだけに、この距離でも能力を発揮しそう。
 ウイナーカップで復活の勝利を見せたカクテルライトは逆に距離延長がどうか。
 笠松から転入初戦となった盛岡1600メートル戦を制したシャローナ、盛岡芝1600メートルのはまなす賞を制したリュウノアンらも能力的に見劣らない。
 12頭立てで印7頭は多い気がするが、それだけ絞れなかった。
 ◎2セイシーキング
 ○3トーセンキャロル
 ▲4レディジャン
 △5ボサノヴァ
 △10カクテルライト
 △8シャローナ
 △12リュウノアン
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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