4勝馬が内に4頭、3勝馬が外に6頭と、パット見では能力拮抗かと思えるメンバーだが、戦ってきた相手を見るとスーパーチヨコの実力が一枚抜けている。先週の翔雲賞で2着だったマルホンリョウユウと勝ったり負けたりで、4走前の4着は、翔雲賞をトップハンデで制したキョウエイプラスに2秒5差。牝馬同士なら負けられない一戦だ。
そのほかはそれほど差なく、であれば近走の上昇度でベニサクラを相手筆頭とした。2走前の7着は速い流れに前半置かれてしまい、それでも最後は前との差を詰めていた。前走A-2戦を勝利したが、20kg減に恵まれたことと、今回の1番枠は気になるところ。
タカラヴェルベーヌは近走結果が出ていないが、昨年9月にいちい賞を勝ったことで賞金を積んでしまい、A-1戦で強敵との対戦が続いてきた。牝馬同士なら巻き返し可能だ。
ルイズは12月30日のA-1戦こそ、勝ったスーパーチヨコに離されての5着だったが、その後はA-2戦で好走。
ミュウは前走障害はそれほど差なく越えたが、ゴール前で一杯になってしまった。今回は全馬が一気の増量という条件ならペースが落ち着いたところで巻き返しに期待。
ココロホマレは前走B-1とはいえ障害ひと腰先頭から2着に19秒2もの差をつけた。今回は相手強化となるが、牝馬同士ならチャンスはありそう。
◎2スーパーチヨコ
○1ベニサクラ
▲7タカラヴェルベーヌ
△8ルイズ
△6ミュウ
△3ココロホマレ
黒ユリ賞の出走表はこちら