斎藤修の重賞ピックアップ

【5/28水沢・イーハトーブマイル】上昇度でタイセイヴィゴーレ

 タイセイヴィゴーレは中央未勝利から転入して6戦4勝。スプリングカップは最下位9着だったが、勝ったミニアチュールをぴたりとマークして負かしに行ったぶん苦しくなった。前走初めての3歳A級で2着だったが、盛岡1600m=1分40秒7は、ダイヤモンドカップで今回のメンバー中上位だったケープライト、リスレツィオらと遜色ないタイム。ここに来ての上昇度がうかがえる。あとは1週おきに使い詰めの疲れがないかどうか。
 リスレツィオは門別未勝利から転入後、冬休みを挟んで水沢で4連勝と急上昇。盛岡のダイヤモンドカップは6着だったが、スタートして位置が取れなかった。まだ底を見せていない水沢コースに戻って能力を発揮する。先行タイプだけに1番枠も有利。
 ケープライトは2歳時に若駒賞を制し、金杯3着、ダイヤモンドカップは今回のメンバー中最上位の5着と、重賞実績では最上位。休み明けで減らした馬体重を戻していればさらに評価も上がる。
 マツリダワールドはデビュー戦を勝ったのみだが、ここにきての2、3、3着では、リスレツィオやタイセイヴィゴーレと差のないレースをしているだけにここでも上位争いが期待できそう。
 金杯でミニアチュールの2着だったセイレジーナは、冬休み明けの成績がいまひとつ。復活があるかどうか。
 クレンジングナイトは船橋から戻って水沢1400mの2戦で好タイムをマークしているだけに侮れない。
 ◎8タイセイヴィゴーレ
 ○1リスレツィオ
 ▲11ケープライト
 △4マツリダワールド
 △6セイレジーナ
 △7クレンジングナイト
 
 イーハトーブマイルの出走表はこちら

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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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