斎藤修の重賞ピックアップ

【5/3名古屋・駿蹄賞】強敵不在ならリストン

 東海地区のこの世代では敵なしのセブンカラーズは4月20日の東海クイーンカップに出走してここは不在。東海ダービーでその対抗勢力となる馬が現れるかどうかという一戦。
 リストンは年明け、新春ペガサスカップ、新緑賞と重賞2勝で、このメンバーでは頭ひとつ抜けた存在。ただその間、スプリングカップではセブンカラーズとの対戦で差のある3着に敗れているだけに、東海ダービーへ向けて、ここは勝つだけではなくレース内容も問われるところ。
 2歳時にライデンリーダー記念を制したのがエムエスドン。ただ年明けは勝ち星がなく、新春ペガサスカップではリストンに2馬身半差2着で、スプリングカップは3着リストンから6馬身差をつけられての4着。前走古馬A級特別ではさすがに6着だったが、そこで強敵相手のレースを経験して、リストンにどこまで迫れるか。
 中央未勝利から転入して5戦オール連対のマロンアイスは、前走3歳2組戦とはいえ、2着に6馬身差圧勝の勝ちタイムが1500メートル1分36秒1なら、◎○に迫る場面はあるかもしれない。
 門別から兵庫を経由して転入したフィアスサーメットは、重賞では結果が出ていないが、前走ツバメ特別では3馬身差の快勝で名古屋初勝利。そのほか、中央未勝利から転入して、前走中央未勝利との交流を制したマイネルナラティヴ、ここ2戦の3歳1組特別で堅実に上位のマユグリーンらが連下争いにからめるかどうか。
 ◎2リストン
 ○1エムエスドン
 ▲4マロンアイス
 △6フィアスサーメット
 △8マイネルナラティヴ
 △3マユグリーン
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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