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【5/7盛岡・シアンモア記念】昨季からの上昇度でゴールデンヒーラー

 ゴールデンヒーラーは一昨年3歳時から積極的に牡馬との対戦を続け、昨シーズンはシアンモア記念3着、みちのく大賞典2着、そして秋に青藍賞を制した。その後マイルチャンピオンシップ南部杯JpnIでの5着は、青藍賞より2秒2も速い1分35秒8という好タイムをマーク。そのレベルの高いレースを経験してさらに力をつけた可能性はある。今季初戦の栗駒賞を叩いて臨む伝統の一戦。牡馬一線級相手でも昨年以上の上昇度に期待する。
 このレース連覇がかかるヴァケーションは、昨シーズン勝ったのはその一戦だけだが、ダートグレードと南関東遠征を除けばすべて3着以内と安定した成績。しかもマーキュリーカップJpnIIIで3着という好走もあった。桐花賞はノーブルサターンに半馬身差2着だが3着には8馬身差をつけており、赤松杯は逃げ切ったと思ったところ、ゴール寸前でグローリーグローリに半馬身とらえられて2着。赤松杯を一度使われ得意のマイル戦での巻き返しに期待する。
 中央オープンから転入して2連勝のグローリーグローリは、今回鞍上に岡部誠騎手を迎えた。やはりマイルは得意の不敗。
 昨年末にトウケイニセイ記念、桐花賞を連勝したノーブルサターンは、赤松杯では4着だったが、巻き返しのかかる一戦。
 川崎B1から転入して2戦したフレイムウィングスも連下争いなら。
 ◎7ゴールデンヒーラー
 ○8ヴァケーション
 ▲4グローリーグローリ
 △5ノーブルサターン
 △2フレイムウィングス
 
 シアンモア記念の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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