斎藤修の重賞ピックアップ

【6/18ばんえい・北斗賞】今シーズンいつか来るコマサンブラック

 メムロボブサップ、アオノブラックという現役2強の争いに今シーズン加わってきそうなのが、同じ7歳のインビクタとコマサンブラック。インビクタはばんえい十勝オッズパーク杯を勝ったことで今回20キロハンデを背負うことになり、ピンポイント予報では雨という可能性もなさそうで、さすがにここはお休み。
 コマサンブラックは昨シーズン、ばんえいグランプリ4着、帯広記念3着で高重量戦への適性を見せてきた。重賞タイトルはまだないが、今シーズンの重賞ではいずれ勝ち負けまで狙えると見てしばらく狙ってみる。
 ばんえい十勝オッズパーク杯では障害で大苦戦してまさかの8着に沈んだメムロボブサップだが、前走ではすんなり障害を越えてさすがの安定ぶりを見せた。別定の増量もなく、普通に考えればこの馬が中心。
 今シーズン主戦が金田騎手となったアオノブラックも、ここまで2、3、1着と昨シーズン以上の安定感を見せている。
 今シーズン当初から障害で苦戦が続いたアアモンドグンシンだが、前走は仕掛けるタイミングがやや遅れたとはいえひと腰でクリアした。障害あっさりならいつでも台頭してくる。
 オーシャンウイナーは、前走大雪賞では障害を越えてからコマサンブラックと互角の勝負をして、アオノブラックに差されたとはいえ差のない2着。5歳ながら今回古馬重賞初挑戦でどこまで。近年、北斗賞で5歳で馬券絡みは、19年3着メジロゴーリキ、20年2着アアモンドグンシン、21年3着メムロボブサップと、今回出走している面々がいる。
 いつどういう条件で走るのかわからなくなってきたメジロゴーリキまで押さえる。
 ◎2コマサンブラック
 ○5メムロボブサップ
 ▲8アオノブラック
 △3アアモンドグンシン
 △7オーシャンウイナー
 △1メジロゴーリキ
 
 北斗賞の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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