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【7/9盛岡・オパールカップ】芝実績断然ラビュリントス

 芝の実績断然はラビュリントス。ホッカイドウ競馬に所属していた昨年2歳時、盛岡JBC当日に行われた1着賞金2000万円のジュニアグランプリでゴール前抜け出して快勝。川崎移籍後は中央芝の3歳オープン特別に挑戦し、アネモネステークスは着順こそ8着だが、勝ち馬からコンマ5秒差。前走橘ステークスは差のある7着も、勝った馬が強すぎただけで2着とはコンマ6秒差。ジュニアグランプリを制している舞台なら能力の違いを見せてくれそうだ。
 相手筆頭は芝初挑戦だがエオリエンヌ。大井の桃花賞4着、東京プリンセス賞でも4着は、このメンバーであれば単純に能力が高い。あとは盛岡の芝が合うかどうか。
 ナイトオブバンドは、ジュニアグランプリでは4コーナーでまだ差のある6番手からメンバー中最速の上がりで2馬身差2着に追い込んだ。3歳になってクラウンカップ2着、そして先行勢総崩れで大波乱となった東京湾カップでも直線を向いて一旦は先頭に立つ見せ場をつくっての6着は評価できる。
 コスモイグロークは3歳になって結果が出ていないが、北海道在籍時の2歳時にはJRA札幌・芝のすずらん賞を制した実績。ただこの距離は長いかもしれない。
 2歳時に船橋・平和賞を制した北海道のプルタオルネ、地元勢では中央未勝利から転入初戦のはまなす賞で2着だったトーセンカタリーナらに上位食い込みがあるかどうか。
 ◎4ラビュリントス
 ○10エオリエンヌ
 ▲2ナイトオブバンド
 △6コスモイグローク
 △11プルタオルネ
 △5トーセンカタリーナ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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