斎藤修の重賞ピックアップ

【12/31笠松・東海ゴールドカップ】トライアル圧勝ナリタブレード

 中央では芝のみの経験で3勝クラスから転入したナリタブレードは、初戦となった前走東海ゴールドカップトライアルでは中団追走から向正面でゴーサインを出すと、3コーナーであっという間に先頭に立って直線後続との差を広げ、最後は流すようにゴール。そのレースぶりからここでは頭ひとつ抜けた存在といえそう。10月13日に地方通算1000勝を達成した馬渕繁治騎手は、もし勝てば2008年7月の華月賞(門別1600メートル)をダイバクフで制して以来の重賞勝利となる。
 相手筆頭はアルバーシャ。中央2勝クラスから転入して3連勝。遠征した北國王冠は強敵相手に差のある4着。前走東海ゴールドカップは勝負どころで勝ち馬に離され1秒差の3着だったが、今回はどこまで迫れるか。
 一昨年の覇者がウインハピネス。その後、重賞では惜しいところで勝てていないが、3着以内を一度も外していない。今年はマーチカップ2着があり、休養から復帰してA1特別を連勝して臨む一戦だ。
 全国をさすらうベニスビーチは、一昨年3歳時のこのレースでウインハピネスに2馬身差で2着。その後の重賞勝ちは牝馬限定戦のみで、このメンバーに入ってどこまでやれるか。
 ハディアは船橋から転入してA2からA1の特別を3連勝。前走A1特別は6着に沈んだが、重賞初挑戦で見せ場をつくれるか。距離は平地のダートでは1300?1800メートルで結果を残しており、この距離も対応できそう。
 ◎6ナリタブレード
 ◯4アルバーシャ
 ▲10ウインハピネス
 △3ベニスビーチ
 △12ハディア
 
 東海ゴールドカップの出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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