1月25日に行われたトライアルの2戦、ミヤマキリシマ特別は中央勢が上位4着まで独占し、ノカイドウ特別では北海道デビューで地元佐賀のエイシンコンキスタが1番人気に支持されたものの、これに5馬身差をつけて圧勝したのがカシノディーバ。ただ勝ちタイムとしてはミヤマキリシマ特別を勝ったコウユーカメサンヨのほうが速かった。
そのトライアル2戦の勝ちタイム1分30秒台は、例年のたんぽぽ賞の勝ちタイムとも遜色ないが、ここは佐賀初参戦のユメカナウケンに期待する。中央の芝では5戦して、ひまわり賞3着を含め小倉の九州産馬限定戦で好走。阪神のさざんか賞や、小倉の萌黄賞など、九州産限定ではない一般の1勝クラスの特別戦でも勝ち馬から1秒以内の差で好走しており、今回の中央馬の中では能力最上位といえる。ダートは阪神の1勝クラスで一度だけ出走し、勝ち馬から3秒3も離されての6着ではあったが、勝ったのがその後ブルーバードカップJpnIIIでクビ差2着のエコロガイアでは仕方ない。ダートでもこのメンバーならやれると見る。
相手筆頭は、ミヤマキリシマ特別を勝ったコウユーカメサンヨ。中央のダートでは1秒以上の差で敗戦が続いたが、ミヤマキリシマ特別では4コーナー5頭ほどが一団の中から直線で抜け出したレースぶりからは、佐賀のダートに適性がありそう。
ミヤマキリシマ特別でコウユーカメサンヨに3/4馬身差2着に食い下がったアベベは、その後小倉ダートの未勝利戦で3着に好走。デビューから3戦した芝はいずれも大敗だったが、ダートではまずまずの走りを見せている。
ノカイドウ特別を圧勝したカシノディーバは、中央でのレースぶりを見ると、上記の馬たちとの比較では分が悪そう。
小倉のひまわり賞で2着だったアイタカは初ダートがどうか。
地元勢ではノカイドウ特別2着だったエイシンコンキスタに期待だが、あらためて中央勢相手にどこまで。
◎4ユメカナウケン
◯8コウユーカメサンヨ
▲9アベベ
△6カシノディーバ
△3アイタカ
△10エイシンコンキスタ
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