中央1勝クラスから転入して3連勝のヒロシクン。前走紫陽花賞はB1特別とはいえ重賞実績のあるマナホクに5馬身差をつける圧勝。この時期の水沢1600メートル(重)で1分39秒6は優秀なタイム。たとえば近年4月に同舞台で行われている赤松杯の近5年の勝ちタイムがいずれも1分40秒以上だったことを考えると、いきなりの重賞でも通用するとみる。中央ではダート1800/1900を中心に使われていただけに、距離延長も歓迎だろう。
既存勢力の重賞常連は、赤松杯、シアンモア記念を連勝中のグランコージーに、このレース連覇のかかるヴァケーション。どちらもベストはマイルという感じの実績だが、グランコージーは1600メートル超で勝ち星がなく、2000メートルは3着が3回。対してヴァケーションは2000メートルで8戦して1勝、2着1回、3着4回。特に水沢2000メートルでは、3、2、1、3着という成績だけに、この舞台ならヴァケーションに分がある。
ドスハーツは転入初戦こそ惨敗だったものの、大井2000メートルのオープンで上位実績があった。2戦目で能力発揮ならあっと言わせる場面もありそう。
フレイムウィングスは昨年春に転入して勝ち星こそないものの、昨年のこのレースでは3着。大晦日の桐花賞でも2着と重賞でも上位争いの能力はある。
◎11ヒロシクン
○4ヴァケーション
▲2グランコージー
△12ドスハーツ
△6フレイムウィングス
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