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【8/14盛岡・クラスターカップJpnIII】底を見せていないコスタノヴァ

 この予想を書いているのはレースの2日前だが、クラスターカップJpnIII当日の朝から午後にかけて東北地方に台風直撃という予報が心配。8月4日に予定されていたOROカップの日にはゲリラ豪雨があり、OROカップの時間帯に雨は止んだものの、走路状況の悪化で取止めとなってしまった。今回も、仮に昼過ぎあたりに台風が通過してしまうとしても、「岩手県ではこれまでに観測された雨量の最大値を超すような大雨が予想されています。」(tenki.jpより)という予報が出ているだけに、果たして。
 コスタノヴァは芝のデビュー戦は大敗だったが、ダートではここまで6戦5勝、2着1回。前走オープン勝ちまで出世し、底を見せていない。1600?1800メートルを使われてきて、前走初めての1400メートルでも直線余裕を持って抜け出した。今回さらに距離短縮となるが、ここ3連勝と同じ左回りのワンターンなら能力を発揮する。
 1400メートルを中心に使われてきたジレトールは、1200メートルに距離短縮して京葉S3着のあと2連勝。直線勝負のタイプだけに、展開頼みという面もあるが、ここにきて力をつけた。
 実績最上位は、前走ドバイゴールデンシャヒーンでも2着と好走したドンフランキー。ただ東京盃でのJpnII勝利によって別定3kg増の57kg。その重量自体は問題ないが、他の有力馬のほとんどと3kg差というのは楽ではない。
 東京スプリントJpnIIIで2着好走のクロジシジョーも重賞勝ちがないゆえの54kgならチャンスはある。
 地方馬ではダートグレードで好走歴があるスペシャルエックスに期待。昨年北海道スプリントカップJpnIIIを制したケイアイドリーらそれほど差はない。
 ◎12コスタノヴァ
 ◯2ジレトール
 ▲7ドンフランキー
 △11クロジシジョー
 △5スペシャルエックス
 △9ケイアイドリー
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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