ウラヤは中央3勝クラスから転入して2連勝。初戦が直線ほとんど持ったまま突き放して2着に9馬身差。前走大暑特別でも4コーナーで先頭をとらえると、やはり直線突き放して6馬身差楽勝。馬場状態は重、稍重と変わっているが、その勝ちタイムはきっちり同じ1分38秒3。同じ盛岡1600メートルで争われた今年5月のシアンモア記念を制したグランコージーの勝ちタイムが1分38秒6(良)だけに、いきなりの重賞でも期待してよさそうだ。ただ時計のかかる水沢コースは未知数。
ヒロシクンは中央1勝クラスから転入して4連勝で一條記念みちのく大賞典を逃げ切った。マーキュリーカップJpnIIIはさすがに相手が強かったが、地元同士に戻ればあらためての期待。3走前、水沢1600メートルのB1特別の勝ちタイム1分39秒6は、水沢で行われた過去のこのレースの勝ちタイムと比べても遜色ない。
トーセンマッシモは冬期の浦和移籍から戻っての初戦を勝ち、前走ダートで行われた桂樹杯が、勝ったボウトロイにコンマ3秒差の3着。重賞は2021年盛岡芝のオパールカップ(当時は浦和所属)以来となるが、ここ2走の走破タイムを見ても通用する可能性はある。
グランコージーは、赤松杯、シアンモア記念を連勝して今シーズン好スタート切ったが、その後、中央相手のマーキュリーカップJpnIIIはともかく、一條記念みちのく大賞典が4着、ダートで行われたかきつばた賞が5着と案外の成績。巻き返しなるかどうか。
ゼットセントラルは中央2勝クラスと交流の東京けやき賞を10番人気ながら直線豪快に追い込み、好タイムで勝利。ただ今年は水沢コースに実績がないのが気になるところ。
◎4ウラヤ
○5ヒロシクン
▲7トーセンマッシモ
△1グランコージー
△6ゼットセントラル
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