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【9/20園田チャレンジカップ】底を見せていないカレンロマチェンコ

 高知から3頭が遠征してきたが、カレンロマチェンコは中央オープンから移籍して最下級条件から13戦12勝と底を見せていない。前走は高知兵庫交流として行われた820メートルの園田サマーダッシュでゴール前4頭横一線の接戦を制した。高知1400メートル戦では、不良馬場で1分28秒台、重馬場で1分30秒台をマークしており、タイム的にも重賞で通用するはず。
 ハナブサは昨年の佐賀・サマーチャンピオンJpnIIIで地方馬最先着の6着。今年は姫路1500メートル、園田1400メートルで計5戦して3着以内を外したのはタイガーインディが圧勝した兵庫大賞典だけ。今回は4カ月ぶりの実戦となるが、能力を発揮すれば勝ち負けになる。
 スマイルサルファーは、連覇を狙った笠松・くろゆり賞は3着だったが、良馬場でも走破タイムを昨年より2秒3も詰めた。中距離を中心に使われていて、久々の1400メートル戦となった今年6月のA1A2特別でナムラタタの2着があり、この距離にも対応可能。
 高知のイモータルスモークは園田FCスプリント2着のあと、船橋の習志野きらっとスプリントでは勝ち馬とはやや差があったものの5着と、南関東のトップクラスにも引けを取らないスピードを見せた。川崎所属として出走した今年2月の兵庫ウインターカップでは7着だったように、1400メートルでそのスピードを生かせるかどうか。
 兵庫大賞典3着だったナムラタタ、園田1400メートルで12戦して10連対というテーオーターナーらは押し出されての△で、能力的に差はない。どこからでも狙える混戦といえそう。
 ◎10カレンロマチェンコ
 ○1ハナブサ
 ▲3スマイルサルファー
 △4イモータルスモーク
 △7ナムラタタ
 △8テーオーターナー
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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