ノーブルサターンは昨年重賞4勝と活躍。ただ今年はこまで3戦して勝ち星こそないものの、春には赤松杯4着、シアンモア記念3着と、それほど負けていない。夏は休養し、4カ月半ぶりの実戦となった前走は、直線ボウトロイと馬体を併せての一騎打ちとなり、一旦は前に出たかに思えたが差し返されてハナ差2着。そこを使われての上積みに期待だ。
ライアンは一昨年の羽田盃2着以降結果が出ず、中央の障害戦を経由して岩手に転入。3戦目となったせきれい賞は馬場状態の悪化により芝からダート変更となって、直線での混戦から抜け出し、2歳時以来2年8カ月ぶりの勝ち星となった。岩手転入後は重賞・準重賞のみ4戦して1勝、2着2回。地元馬同士なら勝負になる。
ミニアチュールは一時期調子を落としたが、今シーズンは短距離を使われるなどして復活し、目下4連勝。ただ古馬と対戦するようになっての重賞勝ちは牝馬限定戦のみ。ここはあらためて挑戦者の立場。
東北優駿2着のあとやまびこ賞を制したサクラトップキッドは、古馬と初対戦となった青藍賞で3着。その時先着された2頭は不在となったが、古馬重賞の実績馬が複数頭いるメンバーでどこまでやれるか。
昨年秋に南関東から転入したグランコージーは今春、赤松杯、シアンモア記念を連勝。古馬戦線の主役となるかに思われたが、その後の成績がいまひとつ。巻き返しのかかる一戦。
◎6ノーブルサターン
◯2ライアン
▲5ミニアチュール
△1サクラトップキッド
△3グランコージー
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