斎藤修の重賞ピックアップ

【11/4佐賀・JBCレディスクラシックJpnI】レディスプレリュードの再現か

 前哨戦のレディスプレリュードは、直線半ばでアイコンテーラーが抜け出したところ、一気に迫ったグランブリッジがアタマ差とらえて勝利。この2頭は川崎記念JpnIでも勝ったライトウォーリアの2、3着ではあったがタイム差なしのきわどい決着。今回のメンバーではこの2頭の能力が一枚抜けていると見てよさそう。安定感ではグランブリッジだが、レディスプレリュードではアイコンテーラーのほうが1キロ余分に背負っていただけに逆転の可能性もある。
 3番手には大井に移籍したキャリックアリード。移籍後、勝ち星は地方馬同士の秋桜賞だけだが、エンプレス杯JpnIIでは2着グランブリッジに2馬身差3着、スパーキングレディーカップJpnIIIではアーテルアストレアにクビ差2着と、能力的にそれほど差はない。
 ライオットガールは、兵庫女王盃JpnIIIではマイペースの逃げに持ち込んで後続を完封したが、今回は大外枠からアンモシエラが主張していきそう。ここ3走がいまひとつの成績だけに3着まで。
 3歳馬は能力的にやや差がありそうだが、テンカジョウはここまで5戦4勝と底を見せていない。前走マリーンカップJpnIIIは前2頭が飛ばして共倒れという展開に恵まれた面もあり、古馬一線級相手にどこまでやれるか。
 ◎7グランブリッジ
 ○9アイコンテーラー
 ▲6キャリックアリード
 △3ライオットガール
 △4テンカジョウ
 
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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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