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【11/4佐賀・JBCクラシックJpnI】武豊JBCクラシック9勝目を賭けてノットゥルノ

 ノットゥルノは別定59キロで圧勝した佐賀記念JpnIIIはちょっとした衝撃だった。4コーナー手前で先頭に立つと、直線ではほとんど追われないまま。今年のJBCの舞台が佐賀となることから、そのときから目標として同じ舞台の佐賀記念JpnIIIに出走したという。その後は、名古屋グランプリJpnIIも単騎大逃げで圧勝。ジャパンダートダービーJpnI以来のJpnI制覇に期待が高まる。もし勝てば武豊騎手は2016年のアウォーディー以来、JBCクラシックは9勝目となる。
 ウィルソンテソーロはGI/JpnI・2着3回で勝利には至っていないが、いずれも僅差で惜しいレースばかり。昨年地方のダートグレード3連勝からその快進撃がはじまり、名古屋、金沢という小回りコースも経験しているだけに、佐賀でも能力を発揮できそう。
 ウィリアムバローズは、前走日本テレビ盃JpnIIでは、前半ゆったりしたペースで中盤からペースアップしてのロングスパートという、坂井瑠星騎手の絶妙な逃げでウシュバテソーロを完封。確たる逃げ馬がいない今回のメンバーでどんな手に出るか。
 近走不振のJpnI・3勝馬メイショウハリオは復活を賭けて臨む一戦。
 名古屋グランプリJpnIIでは大逃げのノットゥルノを早めにつかまえにいって2着と好走したヒロイックテイルも侮れない存在。さすがに勝つまでは難しいが、ヒモ穴としてはおもしろそう。
 ◎5ノットゥルノ
 ○10ウィルソンテソーロ
 ▲9ウィリアムバローズ
 △3メイショウハリオ
 △4ヒロイックテイル
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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