斎藤修の重賞ピックアップ

【12/28金沢ファンセレクトカップ2024】地元なら崩れないオヌシナニモノ

 オヌシナニモノは、中央での実績に加え、金沢移籍後は日本海スプリント連覇(23年は900m、24年は1400m)など短距離の印象が強いが、金沢1500mでも金沢スプリングカップを勝ったのをはじめ5戦オール連対。その中には昨年のこのレースでハクサンアマゾネスの2着もあった。転入後、地元金沢に限れば16戦11勝、2着3回で、連対を外した2回も4着。地元での安定した実績から中心は譲れない。
 マイネルシスネロスは門別A1から転入して3戦1勝、2着2回。門別では1600?1800mを中心に使われていたように、金沢でも勝ったのは1700mで、2着2回は2021年3月以来の1400m戦だった。1500mに対応できれば重賞でも勝ち負けになる。
 ダイヤモンドラインは昨年のこのレースで3着だったが、昨年3歳時は2000mのサラブレッド大賞典を勝ち、今年は2100mの百万石賞でハクサンアマゾネスの2着など、本来の適距離は1700m以上。ただ実績からこの距離にも対応はできる。
 12月15日のA1二組特別でマイネルシスネロスを半馬身差でしりぞけたソーラーフレア、11月5日のA1二組特別で同じくマイネルシスネロスを1馬身差でしりぞけたハクサンパイオニアなど、このあたりの馬たちは能力差がない。
 MRO金賞を制した3歳馬ショウガフクキタルは古馬重賞のこのメンバーでどこまでやれるか。
 ◎8オヌシナニモノ
 ◯11マイネルシスネロス
 ▲9ダイヤモンドライン
 △10ソーラーフレア
 △6ハクサンパイオニア
 △4ショウガフクキタル
 
 金沢ファンセレクトカップ2024の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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