斎藤修の重賞ピックアップ

【5/1園田・兵庫チャンピオンシップJpnII】3連勝で充実ぶり見せるマテンロウコマンド

 3歳スプリントシリーズとして、昨年から1400メートに距離短縮となったこのレース。マテンロウコマンドはダート1400メートルで目下3連勝。前走昇竜ステークスでは好位から直線抜け出し、2着と1馬身1/4という着差以上の完勝。デビューから2戦は差のある敗戦だったが、その後は一戦ごとにパフォーマンスを上げてきた。能力上位は間違いなく、あとは初めてのコーナー4つの園田をこなせるかどうか。
 2歳時に兵庫ジュニアグランプリJpnIIを制し、コース実績があるのがハッピーマン。その後、全日本2歳優駿でも2着に好走した。しかし年明け2戦は、強敵相手だったこともあり差のある敗戦。ただ前走京浜盃は直線バッタリというレースぶりから距離が課題だったと思われる。今回は距離短縮で、一度経験した舞台なら巻き返してくる可能性はある。
 リリーフィールドは前走芝1400メートルのファルコンステークスGIIIでは、ゴール前、クビ、クビ、クビという4頭接戦の3着。ダートはデビュー戦で1000メートルの新馬戦を6馬身差で圧勝。マイペースの逃げに持ち込めればチャンスは広がる。
 ヤマニンチェルキは、前走バイオレットステークスでは4コーナーまだ後方の位置取りから直線まとめて差し切った。先行勢ハイペースの展開に恵まれたという面も否めないが、ダートで1勝クラスから連勝という勢いは侮れない。
 デビューから6戦、すべて異なる競馬場で走っているミストレスは、今回園田で7場目。距離短縮で初めての1400メートルでどうか。
 地方馬勢では前走ネクストスター中日本を勝って優先出走権を得た名古屋のケイズレーヴに上位食い込みがあるかどうか。
 地元馬ではネクストスター西日本2着だったエイシンハリアーが筆頭だが、このメンバーに入るとちょっと厳しそう。
 ◎9マテンロウコマンド
 ○6ハッピーマン
 ▲4リリーフィールド
 △8ヤマニンチェルキ
 △2ミストレス
 △1ケイズレーヴ
 
 兵庫チャンピオンシップの出走表はこちら

この予想印で投票
斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP