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斎藤修の重賞ピックアップ

【6/1盛岡・あすなろ賞】復調の走り見せたミニアチュール

 どの馬にもチャンスがありそうな混戦だが、ミニアチュールに期待する。昨シーズン5連勝という活躍で制したすずらん賞以来勝ち星から遠ざかっているが、前走シアンモア記念では4コーナーから直線では2番手でフジユージーンと競り合った。結果的に2着フジユージーンに4馬身離されての3着だったが、現時点の岩手古馬最強クラスと互角に渡り合ったレースぶりは復調気配。盛岡1800メートルは3戦3勝という好相性の舞台でもある。
 昨年のこのレースで3着だったのがフレイムウィングス。同じ盛岡1800メートルのすずらん賞でもミニアチュールの2着に好走。赤松杯は前3頭の接戦からやや離されて4着だったが、前走皐月特別を勝って調子を上げて臨む一戦だ。
 スズカゴウケツは南関東から戻っての2戦、結果が出ていないが、昨年も同じく南関東から戻って赤松杯、シアンモア記念はともに掲示板外という成績ながらこのレースを制した。勝つまではどうかだが、人気がなければ積極的に狙ってみたい。
 サンビュートは兵庫から転入初戦の青葉特別は4着だったが、他馬より2キロ以上重い59キロを背負わされてのもの。今回は別定戦とはいえ全馬57キロ(牝馬は55キロ)。兵庫所属時は勝ち星こそなかったものの、遠征も含めて2着3回という成績なら、通用する可能性は十分。
 サクラトップキッドは昨年終盤、3歳ながら北上川大賞典を制し、桐花賞でも5着とはいえ勝ち馬とはコンマ4秒差。今回はそれ以来5カ月ぶりの実戦でどこまで仕上がっているか。
 ノーブルサターンは前走シアンモア記念こそ後方ままだったが、今季初戦の赤松杯ではヒロシクン、フジユージーンにクビ+クビ差という接戦で3着。11歳でも侮れない。
 注目のヘリオスは転入後、やや期待を裏切る感じで4着、4着。前走シアンモア記念では3着ミニアチュールにゴール前で迫ったが、距離延長がプラスになると思えずここも見送る。
 ◎9ミニアチュール
 ◯8フレイムウィングス
 ▲1スズカゴウケツ
 △7サンビュート
 △5サクラトップキッド
 △2ノーブルサターン
 
 あすなろ賞の出走表はこちら

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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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