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【7/21名古屋・名港盃】休養明け絶好調マッドルーレット

 昨年秋に船橋から転入したマッドルーレットは、休養明けの春から絶好調。マーチカップは3コーナーから後続を引き離しにかかって3馬身差の完勝。東海桜花賞は2着だったが、アタマ差先着されたのは、もはや全国区といってもいいフークピグマリオンだけに、負けて強しの内容。続く前走トリトン争覇は水の浮く不良馬場にもかかわらず、マーチカップでも2着に負かしていたメイショウタイセツをゴール前で差し切った。逃げても差しても、良馬場でも不良馬場でも、展開や馬場を問わない活躍だ。
 サンテックスは、船橋所属で出走した福永洋一記念が1番人気で4着、名古屋に移籍して出走したトリトン争覇でも1番人気支持され3コーナーで一旦は先頭に立ったものの、直線失速して4着。ともに不良馬場だった。梅雨が明けての良馬場で見直したい。
 メルトはダートグレードへの挑戦が多く結果を得られていなかったが、前走久々に出走した特別戦で、1月の名古屋記念以来の勝利。東海地区同士の対戦なら能力上位。ただこれまでに制した重賞が、1月の名古屋記念2回に、2月の梅見月杯。冬に良績が集中しているように、猛暑のこの時期はどうだろう。
 アルバーシャは逆に気温が上がって特別戦4戦連続3着以内。2023年には8月から9月にかけて3連勝があり、この暑い時期に期待できそう。
 東海桜花賞でフークピグマリオン、マッドルーレットに続く3着だったエルナーニも上位食い込みの可能性。
 ◎7マッドルーレット
 ◯6サンテックス
 ▲3メルト
 △1アルバーシャ
 △11エルナーニ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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