斎藤修の重賞ピックアップ

【8/11笠松・岐阜金賞】距離延長でエバーシンス

 エバーシンスは2100メートルに距離延長となった東海優駿では4コーナーではまだ離れた6番手あたりから直線よく伸びて3着。続いて出走したA4特別で古馬相手の勝利は評価できるもの。前走金沢に遠征した兼六園スプリントは差のある6着だったが、今回再び1900メートルに距離延長となって、末脚発揮なら2歳時のラブミーチャン記念以来の重賞勝利が期待できる。
 トゥーナフォーティは2歳時に2勝を挙げたのみで、新緑賞4着があったもののそれまであまり目立った成績がなかったが、6月の特別戦から前走準重賞のけやき杯までいずれも逃げ切りで4連勝。そのけやき杯は3番手以下を離し、直線競り合いとなったエレインアスティ(2歳時にネクストスター名古屋を勝利)を1馬身半差でしりぞけた。不良馬場とはいえ1700メートル1分48秒2は優秀なタイム。
 スターサンドビーチは、重賞では掲示板までの好走だったが、1900メートルの準重賞・笠松プリンシパルカップを2着に4馬身差、3着馬には大差で圧勝。その勢いで遠征した園田の西日本クラシックでも2着に健闘した。東海優駿4着、けやき杯6着は、ともに勝ち馬から差のある結果だったが、今回、笠松プリンシパルカップと同じ笠松1900メートル戦で巻き返しに期待だ。
 ロングトーンは中央未勝利から転入して3歳の条件戦を3連勝。前走1500メートルの勝ちタイム1分34秒6は、不良馬場とはいえ、◎◯の持ちタイムを上回る。
 ネクストスター中日本3着、新緑賞2着と笠松の重賞で好走しているマルヨハルキは、今回一気の距離延長でどうか。
 サンヨウスフィーダは2走前の3歳1組特別で2歳時以来の勝利を挙げ、続く前走、トゥーナフォーティが勝ったけやき杯が2着馬にも離されての3着。ここに来て上昇傾向だけに、差を詰めることができれば入着の可能性はありそう。
 ◎7エバーシンス
 ◯3トゥーナフォーティ
 ▲4スターサンドビーチ
 △8ロングトーン
 △6マルヨハルキ
 △12サンヨウスフィーダ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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