斎藤修の重賞ピックアップ

【9/28水沢・オータムティアラ】連勝の勢いでナムラクレープ

 ナムラクレープは中央未勝利で移籍した高知で4着のあと3連勝。そして移籍した岩手初戦が3歳B2戦で、4コーナーで4頭ほどが横一線の追い比べから抜け出して完勝。今回、重賞初挑戦となるが、ひまわり賞を制したミナトミナイトも3歳B2勝ちからの重賞初勝利だっただけに、3歳牝馬同士なら能力は見劣らない。高知では1600メートル戦も勝っており、中央では1800メートルで3着があっただけに、1900メートルもこなせるだろう。
 プレシャスアセットは中央未勝利から転入して勝ち切れないレースが続いたが、重賞初挑戦となった芝のオパールカップで3着と好走すると、その後2連勝。前走、中央未勝利との交流、芝のエメラルド賞を制した。中央では新馬戦で芝を走ったのみで、ダートで2着3着と好走していたが、岩手に移籍して芝で好走しているのは興味深い。今回ダート1900メートルの舞台は未知数だが、能力は高そう。
 ひまわり賞を制したミナトミナイトは3番手。前走古馬初対戦となったビューチフルドリーマーカップは、南関東勢が上位独占というメンバーではさすがにハードルが高かった。ただ強い相手のレースを経験して力をつけた可能性はある。
 クラリティーは中央未勝利からの転入初戦だが、阪神ダート1800メートルで2着という実績ならいきなりでも通用しそう。
 芝のサファイア賞を制したサンカリプソは、エメラルド賞ではプレシャスアセットの4着だったが、前走3歳A級戦で3着に好走。インディーフィルムは中央未勝利から転入して7戦すべて4着以内の好走。ともに距離をこなせれば上位食い込みの可能性。
 ◎4ナムラクレープ
 ◯1プレシャスアセット
 ▲9ミナトミナイト
 △10クラリティー
 △7サンカリプソ
 △3インディーフィルム
 
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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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