斎藤修の重賞ピックアップ

【10/23笠松・ネクストスター笠松】門別での経験でリバーストリート

 門別からの転入馬が5頭いるが、実績最上位はリバーストリート。アタックチャレンジ、2歳オープンを勝って、1600メートルの牝馬重賞・フローラルカップで3着。転入初戦は3コーナーで内から一気に先頭に立って後続を寄せ付けず。1400メートルの勝ちタイム1分32秒1は、同じく門別からの転入初戦を圧勝したベラジオファントムや、デビュー3連勝のヨサリに劣るが、ほかの馬のタイムを見ても9月の開催より10月7日の開催は1?2秒かかっているので、そのタイム差は馬場差と見てよさそうだ。
 笠松生え抜きでデビュー3連勝のヨサリが2番手。2走前はやや離れた3番手から3コーナー過ぎで一気に先頭に立って突き放し、前走秋風ジュニアではすんなりハナをとっての逃げ切りで7馬身差をつける圧勝だった。最初はかなり子供っぽいところを見せていたが、レースを重ねるごとに走りがよくなっている。
 ベラジオファントムは、門別では2着2回、3着3回で勝ちきれなかったが、転入初戦の曼珠沙華特別では、3コーナーで一旦は前に出られたムーンウォーリアを突き放して5馬身差圧勝。その時の勝ちタイムが良馬場1分29秒3で、笠松1400メートルの持ちタイムでメンバー中唯一1分30秒を切っている。ただそのとき鞍上の明星騎手は1kg減で、今回は重賞で減量がなくなってどうか。
 門別では1000メートル戦のみを使われていたムーンウォーリアは、転入後、前述のベラジオファントム、リバーストリート相手にともに2着。この馬たちに逆転して上位に食い込む余地があるかどうか。
 ◎7リバーストリート
 ◯6ヨサリ
 ▲4ベラジオファントム
 △2ムーンウォーリア
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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