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【6/14高知優駿】距離延長で二冠濃厚カツテナイオイシサ

 デビュー4戦目の土佐有楽特別を2着と取りこぼしたカツテナイオイシサだが、その後4連勝。土佐春花賞では、デビューから2連勝でネクストスター高知を制していたエンドレステイルをゴール前でとらえクビ差。ネクストスター西日本では直線先頭に立って兵庫のバウヴォーグをクビ差でしりぞけ、黒潮皐月賞では早め先頭から押し切るかに思えたクスダマをハナ差とらえた。重賞3勝はいずれも辛勝だったが、そのレースぶりから力を発揮するのは距離が伸びてからと思われ、そのとおり、1800メートルの山桃特別は3コーナー過ぎで先頭に立ったクスダマをとらえると、直線では突き放して圧勝。直線追い込んだジョウショーボビーに5馬身差をつけた。今回、さらに距離延長の1900メートルとなれば二冠の期待は大きい。
 ジョウショーボビーはここまで13戦して3着以内を外したのは3回だけ。とはいえ3歳になって勝ち星はなく、また土佐春花賞、黒潮皐月賞は後方まま見せ場なくという結果。一方で、ネクストスター西日本では3コーナーで差のある中団から長く脚を使って3着。前走1800メートルの山桃特別でも同じように前とは離れた位置から長く脚を使ってゴール前でクスダマをとらえ2着に入った。この馬も距離延長で力を発揮するタイプ。カツテナイオイシサが早仕掛けになったときなど、じっくり構えるこの馬が台頭するような場面はないだろうか。
 カツテナイオイシサに唯一土をつけたことがあるのが、同馬主同厩舎のクスダマ。黒潮皐月賞ではゴール寸前まで粘ったように、スローのマイペースに持ち込んでどこまで粘れるか。ただ山桃特別では直線脚が上がってジョウショーボビーにとらえられたように、この距離はプラスとはいえない。
 金の鞍賞を制し、兵庫ユースカップでもきわどい2着だったトサノシュジンコウは、西日本クラシックでは差のある5着だったように、あらためて距離がどうか。
 トサノデイジーは佐賀に遠征したル・プランタン賞(1800メートル)が4着で、山桃特別でも4着。距離延長でも能力を発揮するが、現時点での能力差をどこまで埋めることができるか。
 ◎7カツテナイオイシサ
 ◯11ジョウショーボビー
 ▲3クスダマ
 △9トサノシュジンコウ
 △1トサノデイジー
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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