斎藤修の重賞ピックアップ

【6/4園田・六甲盃】復活期待シンメデージー

 帝王賞JpnIでの9着はともかく、白山大賞典JpnIII(4着)以降、らしさが見られなかったシンメデージーだが、3カ月ぶりの実戦で今年初戦となったはがくれ大賞典では好スタートから3番手に控え、向正面で先行勢がペースアップすると4コーナー手前で先頭に立ち、追ってきたヴィアメントを振り切っての完勝。この馬の良さは、勝負どころで仕掛けると一段ギアが確実に上がること。はがくれ大賞典ではそのレースぶりが戻ってきたようだった。完全復活を期待したいところ。
 エイシンレオは重賞初挑戦となった摂津盃は4着だったが、それでもゴール前までしっかり脚を使っていた。その後、姫路2000メートルの早春特別では、先頭に立っていた重賞実績のあるインベルシオンを3コーナーでとらえると直線だけで大差をつけて圧勝。そこから3カ月ぶりとなった前走も3コーナーで先頭をとらえると、鞍上の川原正一騎手は何度もうしろを振り返って後続の脚色を確認しながら余裕のゴール。A級特別も難なく突破して見せた。今回は遠征勢も交えて相手強化の一戦となるが、好勝負が期待できる。
 3歳時のダービーグランプリ以降、結果が出ていないミックファイアだが、GI/JpnIを中心に使われてきてのもの。ただここ3戦は南関東限定重賞で、2走前のブリリアントカップの6着が最良という成績。このあたりできっかけをつかみたいところ。
 ダンテバローズは中央オープンから転入して2連勝。前走のトライアルでは、単騎先頭だったインベルシオンを4コーナーでとらえ直線で競り落とした。同じ1870メートルで、エイシンレオの前走と勝ちタイムはコンマ1秒違うだけ。エイシンレオが楽々とそのタイムを出したレースぶりと比較すると、ここは連下争いに食い込めるかどうか。
 スマラグドスは、中央3勝クラスで頭打ちとなり、障害未勝利を勝ち上がれないまま転入しての初戦。いきなりの地方交流の重賞でどこまでやれるか。
 ◎2シンメデージー
 ◯6エイシンレオ
 ▲4ミックファイア
 △7ダンテバローズ
 △8スマラグドス
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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