斎藤修の重賞ピックアップ

【6/7佐賀王冠賞】連覇狙うビキニボーイ

 ビキニボーイは地元同士なら崩れることがほとんどない。2走前の九千部山賞こそ先行2頭を早めにつかまえにいって直線手応えが怪しくなり3着に敗れたものの、前走佐賀スプリングカップでは3コーナーから一気にまくって直線追い比べを制し、九千部山賞で先着されたオオイチョウ、ムーンオブザエースを相手にきっちり借りを返した。今回もほとんど勝負付が済んだようなメンバーだけに、佐賀スプリングカップ連覇に続いてこのレースも連覇の期待がかかる。
 相手筆頭はエイシンアンヴァル。昨年秋の佐賀転入後は短距離を使われてきて、佐賀では初めての中距離戦(1800メートル)となった前走佐賀スプリングカップは4着だったが、単騎の逃げから直線半ばまで粘っていた。もともと園田では中距離での連勝があり、金沢でも2000メートルの利家盃で2着という実績。前走で久々に中距離を使われ、今回もマイペースの逃げが叶いそうなメンバーだけに変わり身に期待する。
 オオイチョウも昨年1月の佐賀転入後はずっと短距離を使われ、秋にはウインターチャンピオン(1400メートル)で重賞初制覇を果たした。しかし今年3月からは中距離を使われるようになり、前述のとおり九千部山賞(1750メートル)では鮮やかに差し切りを決めた。前走佐賀スプリングカップは末脚不発だったが、巻き返してくる可能性はある。
 昨年11月の九州大賞典(2500メートル)で重賞初制覇となったのがコスモファルネーゼ。その後も中距離の準重賞で2勝を挙げ、前走佐賀スプリングカップで直線追い比べから、ビキニボーイに0秒3差の3着ならここでも争覇圏の1頭。
 ソイジャガーは佐賀ヴィーナスカップで遠征勢相手に3着と好走。佐賀スプリングカップでは2番人気に支持されたものの9着だったが、古馬の牡馬とは初めての対戦で、ペースアップした3コーナー手前では一旦2番手と見せ場をつくった。
 ダンツドールは重賞初挑戦となったはがくれ大賞典から3戦連続で重賞を使われ、結果は出ていないとはいえ、1戦ごとに勝ち馬との差は詰めている。
 ◎8ビキニボーイ
 ◯2エイシンアンヴァル
 ▲1オオイチョウ
 △9コスモファルネーゼ
 △6ソイジャガー
 △7ダンツドール
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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