斎藤修の重賞ピックアップ

【7/9笠松・ぎふ清流カップ】前走の雪辱ミモザノキセツ

 前走・新緑賞では3から4コーナーで、外からアースジャッジ、内からヨサリに競りかけられて直線失速してしまったミモザノキセツだが、スタート後の直線で行きたがるようなところがあり、内のアースジャッジを制して逃げる形になった。ここ3走は逃げているものの、2歳時にはライデンリーダー記念で3番手に控えて勝ったこともあり、そのときの勝ちタイムが良馬場1分28秒3で、新緑賞のアースジャッジの勝ちタイムよりコンマ1秒ではあるものの速かった。今回、最内からエンドレステイルが逃げて、アースジャッジが2番手、外枠のミモザノキセツは3番手で折り合いが付けられれば、直線勝負で前走の雪辱の可能性はある。
 アースジャッジは、中央での3戦はいずれも勝ち馬から4秒以上の差をつけられての大敗だったが、名古屋に移籍後2連勝。賞金ゼロの馬同士の対戦だった初戦はともかく、新緑賞では重賞実績のあるヨサリ、ミモザノキセツを相手に5馬身差の圧勝には驚かされた。よほど地方のダートが合っているのかもしれない。今回は兵庫や園田からの遠征馬も混じえて、あらためて真価が問われる。
 バウヴォーグは、兵庫ユースカップこそベラジオソニックの4着だったが、高知に遠征したネクストスター西日本では、その後高知二冠を制するカツテナイオイシサにクビ差で食い下がった。前走は3番手から直線差し切って完勝。ここにきての充実ぶりがうかがえる。
 ベラジオソニックは、ここ2戦はいまひとつだが、門別時代の2勝は1000/1200メートルで、園田・姫路では1400メートル戦を3連勝で兵庫ユースカップを制した。あらためてこの距離での期待だ。
 地元笠松のヨサリは、2歳時にはデビューからネクストスター笠松まで4連勝という快進撃だったが、その後は勝ち切れないレースが続いている。ここも連下争いまで。
 2歳時の快進撃といえば、高知でデビューからの2連勝が圧巻だったエンドレステイル。ただ3戦目の土佐春花賞でカツテナイオイシサに差し切られて以降、ビュンビュン飛ばして直線失速という結果が続いている。前走でネクストスター高知以来の勝利となったが、競りかけてくる馬もなくマイペースで逃げ切った。今回のメンバーでは楽に逃げられるという展開は考えづらく、展開やペース次第で粘り込める場面があるかどうか。
 ◎10ミモザノキセツ
 ◯7アースジャッジ
 ▲4バウヴォーグ
 △6ベラジオソニック
 △12ヨサリ
 △1エンドレステイル
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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