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■2018年05月25日
【競馬】「岩手県競馬組合からのお知らせ」〔準重賞〕サファイア賞 みどころ

平成30年5月25日

準重賞  第12回サファイア賞 みどころ
〜 平成30年5月27日(日) 盛岡競馬場 18時5分発走 〜

岩手県競馬組合

 地方競馬全国交流・せきれい賞トライアル「第12回サファイア賞」の枠順が確定しました!

今季第一弾の芝準重賞・はまなす賞で待望の初勝利を飾ったプリヴィレッジは1枠1番
いい脚を長く使えるのが武器。2400mに延長で巻き返しを狙うバレンティーノは2枠2番
はまなす賞でメンバー最速の上がりを駆使して3着を確保サンタガールは4枠4番
芝未経験ながら血統は芝の長距離向き。初勝利を準重賞制覇で飾るかヒノモトは3枠3番!!

 5月27日(日)、盛岡芝2400mを舞台に行われる3歳準重賞「第12回サファイア賞」の枠順が確定しました。このレースの1着馬には7月29日、同じ芝2400mで行われる交流重賞・せきれい賞の優先出走権が与えられます。
 プリヴィレッジはトレーニングセール出身馬でデビュー戦の芝1000mを2着にまとめ、以降も2着2回3着3回と堅実さを発揮。特に5戦目の2歳芝交流・ジュニアグランプリでは北海道代表・モリノラスボスのクビ差2着に惜敗。芝適性の高さを証明しました。今季は5着最高と伸びを欠きましたが、パワーの要るダートが合わなかったため。芝1600mに替わって準重賞・はまなす賞を完勝し、待望の初勝利を飾りました。今度は一気に距離が延長され、芝2400mが舞台。父がストロングリターンですから適性未知数ですが、それは全馬に言えること。 サファイア賞は過去、すべて前半が超スローペースの流れとなり、残り800mが勝負。うまく折り合いをつけて脚を貯めることができれば克服十分。芝適性を前面に、2連勝に王手をかけました。
 バレンティーノは門別1000mの新馬戦を勝ち上がり、笠松移籍後も重賞で2着1回3着2回。中央芝にも挑戦して2度ひと桁着順に健闘しました。転入初戦の3歳牝馬重賞・あやめ賞2着から交流重賞・留守杯日高賞4着。以上の結果からはまなす賞で1番人気に支持されましたが、勝負どころでもたついて4着。それでも0秒3差なら勝負付けは済んでいないはず。2400mの長丁場とコース2度目で巻き返しを狙っています。
 サンタガールはデビュー戦の中山芝1200mで3着確保。今年4月に岩手入り後、4戦とも入着。特に前走・はまなす賞では出遅れながらも3着に突っ込み、高配当を演出。メンバー最速の上がりを披露しました。距離が微妙ですが、決め手勝負に持ち込めば一気に突き抜けるシーンまで。
 ヒノモトはセレクションセール出身の期待馬。デビューが2歳11月までずれ込みましたが、未勝利ながら6戦2着5回3着1回。すべて馬券対象となっています。半面、最後の詰めに課題を抱え、陣営は芝に活路を求めました。父がキングカメハメハ、母父マンハッタンカフェ。兄がスプリングステークス3着プラチナヴォイスなら走る素地は十分。芝で一変の可能性を秘めています。
 ほかに長距離戦は歓迎ブロンウィン、福島芝1200m・2歳新馬戦2着テルキーネスも侮れない存在。
 3歳準重賞「第12回サファイア賞」の発走は27日、18時5分。昨年は7番人気のブラックロードが快勝して3連単4万3980円の高配当も飛び出し、波乱の要素も十分。日本ダービーの後は岩手の芝2400m戦・サファイア賞をお楽しみください。

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