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■2018年07月13日
【競馬】「岩手県競馬組合からのお知らせ」 〔重賞〕マーキュリーカップ みどころ

平成30年7月13日 

重賞 農林水産大臣賞典 メイセイオペラ記念
第22回マーキュリーカップ(JpnIII) みどころ
〜 平成30年7月16日(祝月) 盛岡競馬場 16時10分発走 〜

岩手県競馬組合

 JpnIII「メイセイオペラ記念第22回マーキュリーカップ」の枠順が確定しました!

 2連覇を狙って自信の登場。秋のGIシリーズへ向けて弾みをつけるミツバは6枠10番
 7戦5勝2着2回と連対100%。5連勝を重賞制覇で飾るフェニックスマークは8枠14番
 トップハンデ57キロは強さの証。浦和記念の再現をもくろむマイネルバサラは6枠9番
 4歳4月からダート路線へ変更。オープン昇級戦で2着確保ザイディックメアは3枠3番

 7月16日(祝月)、盛岡ダート2000mを舞台に行われる「メイセイオペラ記念第22回マーキュリーカップ」(JpnIII)の枠順が確定しました。

 ミツバは昨年、マーキュリーカップ史上2番目のタイムで優勝。一戦置いてJBCクラシック(大井)でも3着に健闘し、今やダートグレードの常連に定着しました。
 久しく勝ち星から遠ざかっているのが若干気になりますが、歴戦のキャリア上位は明らか。ゲンのいいレースで首位を奪回し、秋のGIシリーズへ向けて弾みをつけたいところです。
 フェニックスマークはデビューから一度も連対を外したことがなく、7戦5勝2着2回。目下4連勝をマークし、500万下から一気にオープンでも勝利しました。
 4連勝すべて2着馬とのタイム差が0秒2以内。一戦ごとに相手が強化されながら、キッチリ勝ち切るあたりは並みの馬のできる芸当ではありません。
 昨年のミツバがブリリアントステークス1着からマーキュリーカップを制したように、直結するレース。グレード初挑戦で制覇の快挙を果たすか、期待がふくらみます。
 マイネルバサラは昨年11月、JpnII・浦和記念を優勝。4番手キープから早めにまくって3角先頭。そのまま押し切って2着ヒガシウィルウィンに6馬身差をつけて圧勝しました。
 その後は3着2回止まりですが、前々走のダイオライト記念ではケイティブレイブ、アポロケンタッキーのGIホース2頭に次ぐ3着確保。
 今回、トップハンデ57キロを背負いますが、地方ダートでは1勝3着2回とすべて馬券対象。展開面でもカギを握る1頭です。
 ザイディックメアは芝1勝後、4歳4月からダートへ路線変更。着実に実績を残し、ついにオープン入り。昇級初戦のブリリアントSでフェニックスマークの2着を確保しました。
 母シルキーラグーンは芝で7勝マークした強豪牝馬。ダートで秘めた素質が開花するか注目です。
 ヨシオは昨年6月までダート1400m以下をメインに使われていましたが、ダート1700m3戦目を快勝。また3走前には中山ダート1800mを逃げ切り、距離への融通性も出てきたのが強みです。
 前走・マリーンステークスから中7日の強行軍ですが、陣営は勝算あってのこと。気分良く逃げれば一発の可能性も十分考えられます。
 以上5頭はJRA所属馬ですが、地方代表もなかなか。特に注目は北海道・ドラゴンエアルと地元期待のエンパイアペガサスです。
 ドラゴンエアルは2014年のダービーグランプリ(水沢)を優勝。続く報知オールスターカップ(川崎)も制し、重賞2連勝を飾りました。
 その後もダイオライト記念で4着善戦しましたが、大井記念10着後、1年7カ月の長期休養を余儀なくされました。復帰後、南関東1戦から北海道へ新天地を求め、昨マーキュリーCで5着確保。今季は2戦2着でしたが、前走を2秒5差で圧勝。上昇ムードに乗って昨年より上を目指します。
 エンパイアペガサスはオグリキャップ記念(笠松)圧勝後、南関東から里帰り。伝統のみちのく大賞典2連覇を果たし、目下3連勝中。年を重ねるごとに迫力が増す一方です。
 ダートグレード競走は昨年の浦和記念でマイネルバサラの6着でしたが、当時とは状態、成長力でも雲泥の差。地の利を生かし、どんな戦いを挑むのかファンは熱視線を送っています。

 JpnIII「メイセイオペラ記念第22回マーキュリーカップ」の発走は16日、16時10分。豪華な顔ぶれがそろった海の日の激突をお楽しみください。

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