9月3日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「マロニエ賞」(オープン)が行われます。
メンバー8頭中、ばんえいグランプリ、JRAジョッキーDAY記念と続けて使われた馬が7頭と両レースのほぼ再戦ですが、700キロ前後だったJRAジョッキーDAY記念のほうが今回に近い負担重量です。台風の影響で十勝地方の天気は不順で、馬場次第では軽量馬の大駆けもありそうです。
◎2 オレノココロ(牡7、槻舘重人厩舎)735キロを本命に推します。ばんえいグランプリは障害でのヒザ折りが敗因と言えますが、4秒5差の3着まで追い込んだ末脚は負けても強しの感さえありました。前走のJRAジョッキーDAY記念では大外9コースでしたが、スタートから前半54秒のペースにも遅れずに追走。障害は5番手で切り、逃げるコウシュハウンカイを1秒3差まで苦しめた末脚の切れは見せ場十分でした。今回はコースも中枠に入り、障害練習も充実して、巻き返します。
○4 フジダイビクトリー(牡9、中島敏博厩舎)720キロが対抗です。今回はJRAジョッキーDAY記念1着馬コウシュハウンカイより25キロ、2着オレノココロより15キロ軽い720キロでの出走。当時の着差が1秒6のフジダイビクトリーにとっては恵まれた重量とも言えます。当日の天気次第では流れも厳しくなりそうで微妙ですが、1戦毎に確実に良化しているのは間違いありません。
▲6 コウシュハウンカイ(牡7、松井浩文厩舎)745キロが3番手です。春のばんえい十勝オッズパーク杯1着の賞金ハンデが微妙に影響して、旭川記念2着、北斗賞2着、ばんえいグランプリ2着と勝ちきれませんが、前走のJRAジョッキーDAY記念は、果敢に逃げ切り1着。この馬の持ち味が最高に生かされた一戦でした。今回はトップハンデでの出走で3番手です。
△5 キサラキク(牝6、金田勇厩舎)700キロは軽めの馬場では力を発揮するタイプ、馬場次第で浮上する快速牝馬です。
<おすすめの買い目>

馬単 2→4・6・5(3点)
3連単(フォーメーション) 2→4→6・5(2点)
(文/小寺雄司)