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9月11日(月)のばんえい帯広競馬メイン第10レースは「長月特別」(A2級-2組混合)です。
今季はいまいち動きに精彩を欠いているメンバーが揃った一戦です。その中でも比較的動きが良くなっているのが、中日スポーツ賞2着フェアリードール(牝6、岩本利春厩舎)、3着ダイコクパワー、A1級-1・2組決勝混合戦4着カンシャノココロですが、当然、スタートから展開は緩くなるのは必至。障害の切れ次第では意外な馬の大駆けもありそうで難解な一戦と言えます。
◎1 ホクショウサスケ(牡7、岡田定一厩舎)700キロを本命に推します。同厩舎のキタノサムライと甲乙つけがたい程の末脚の切れ味の持ち主です。その分障害には注文が付くタイプと言えますが、得意とする1枠での出走は強みです。障害次第の馬は隣があいているほうが展開的に有利にレースが運べるはずで、先行力もあり、障害手前でためて仕掛けさえすれば上がる力は持った馬。上がりさえすれば末脚は鬼と言われるホクショウサスケです。障害次第では今季初勝利に期待が掛かります。
○7 ダイコクパワー(牡7、松井浩文厩舎)700キロが対抗です。もう少し好成績を挙げてもいいと思うほど、過去は強い競馬で勝っているだけに、今回はメンバー弱化でスタートから自分の展開で競馬が出来そうです。末脚に自信があり、障害の掛かり次第では、大駆けも十分期待できる力を持った馬といえます。
▲3 カンシャノココロ(牡6、坂本東一厩舎)710キロが3番手です。競走除外や出走取消があり今季は不調と言えますが、出走取消後のA1級-2組混合戦では、キンメダルの14秒8差の3着、前走A1級-1・2組決勝混合戦でもシンザンボーイの3秒5差の4着と、良化している1頭です。
△2 ニシキエーカン(牡8、岩本利春厩舎)710キロも近走の稽古の動きが良く見えます。注意が必要。
<おすすめの買い目>
馬単 1→7・3・2・4(4点)
3連単(フォーメーション)1→7→3・2・4(3点)
(文/小寺雄司)
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