9月14日(木)の笠松競馬メイン第10レースは「なでしこ特別」(C級13組(ロ)、笠松競馬場1400メートル)。
抜けた存在不在で混戦模様だが、長期休養から復帰した今夏以降、3戦オール連対中の好調馬、◎1 アラシ(セン4、尾島徹厩舎)から狙いたい。依然、スタートの課題は残るが、休養前の後方からの差し届かずの荒いレースぶりはすっかり消えている。二の脚を使って中団以内の位置をキープし、確実に前を捕らえる末脚で3走連続連対中だ。2走前には、ほぼ同条件の16組特別でコンマ3秒差2着に突っ込み、特別勝利へのメドも立てている。スタートロスが致命傷にもなりやすい、もろ刃の剣の1枠スタートだが、好調キープするアラシの末脚に魅力を感じる。
勢い一番は○5 マジックポケット(牝4、湯前良人厩舎)。前走は平場の12・15組だったとは言え、3番手から一気に抜け出して6馬身差つけて圧勝。勝ちタイム1分31秒8も、クラスを考えれば大きく胸が張れる好時計でもあった。3走前の同条件12組特別は後方から見せ場なくシンガリ大敗に終わったが、リベンジなるか、注目したい。
差しタイプが多く、構成利があるのは、先行馬の▲8 アルハンブラシン(牝4、笹野博司厩舎)。特別戦は3走前(12組)が5着、前走13組特別でも7着まで失速しているが、主導権がたやすく、マイペースの運びが可能なメンバー。大きな変わり身があっても驚けない。
勝ちみは遅いが、相手なりに走れる堅実タイプ、△7 ヴァーティスブルー(牡4、花本正三厩舎)も勝ち負けに欠かせない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 1⇔5・7・8(6点)
3連単(フォーメーション) 1→5・7・8→5・7・8 5・7・8→1→5・7・8(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)