10月1日(日)盛岡競馬メイン第12レースはB1特別「白神賞」(盛岡競馬場ダート1400メートル)。当初、ヴィグラスムーヴの登録がありましたが、出走を見送り。大本命の回避により、一転して波乱含みとなりました。
◎2 ダンストンリアン(牝3、村上実厩舎)は今季成長株の1頭。ウイナーカップ2着をきっかけに3歳1000メートル重賞・ハヤテスプリントを優勝。前々走ではヴィグラスムーヴ相手に逃げ切りを決め、周囲を驚かせました。評価に迷うのはイーハトーブマイル5着。キングジャガーが逃げ切りを決めましたが、中団のまま。同世代相手に反応ひと息が気になりました。しかし今回はB1条件に戻ってメンバー有利ですし、1400メートルも基本歓迎。反撃態勢が整いました。
○4 スマートアレンジ(牝7、及川良春厩舎)はヴィーナススプリント2着。連覇は果たせませんでしたが、連対確保で面目躍如。盛岡は3着最高。コース克服がカギですが、重賞でも入着実績の実力馬。B1条件なら地力でアッサリまで。
▲8 サインズストーム(牡4、石川栄厩舎)は夏場に順調さを欠きましたが、前回快勝。暑い季節が過ぎて本来のパワーを取り戻しました。1400メートル短縮は望むところ。持ちタイムでもリードし2連勝十分。
△5 スティルプリンス(牡4、村上昌幸厩舎)はB1芝1000メートル・FM岩手杯も快勝して今季12戦9勝2着2回。依然、勢いは衰えません。距離延長がネックですが、好調度でカバーするか。
△6 ウインバーニング(牡4、小林俊彦厩舎)は詰めが課題ですが、直線で確実に台頭。押さえに必要。
<おすすめの買い目>
馬単 2→5 (ボックス) 2・4・8(7点)
3連単(フォーメーション) 2・4→2・4・8→2・4・5・6・8(12点)
(文/松尾康司)