9日(月・祝)の盛岡競馬メイン第11レースはJpnI「第30回マイルチャンピオンシップ南部杯」(盛岡競馬場ダート1600メートル)。
◎11 コパノリッキー(牡7、JRA・村山明厩舎)は昨年の覇者。オーロマイスターの盛岡ダート1600メートルレコードを1秒3更新。1分33秒5の驚異的レコードを樹立しました。その後は精彩を欠くレースが続きましたが、かしわ記念JpnIで復活。中団に控える競馬から3コーナーまくりを決めました。昨年と同様、外枠を引きましたが、砂をかぶらなければ控える競馬も問題なし。このレース連覇、ホッコータルマエに並ぶG(Jpn)I・10勝目に王手をかけました。
○2 ベストウォーリア(牡7、JRA・石坂正厩舎)は14年、15年とこのレースを連覇しましたが、昨年2着に敗れ3連覇はなりませんでした。2年間、勝ち運に恵まれませんが、今年2月のフェブラリーステークスGIはクビ差の悔しい2着。衰えはまったくなく、相性のいい盛岡で首位奪回に燃えています。
▲13 ゴールドドリーム(牡4、JRA・平田修厩舎)はフェブラリーステークスGI優勝でGIホースの仲間入り。ドバイワールドカップGIでは14着、帝王賞JpnIでは7着に終わりましたが、休養で遠征の疲れも取れたはず。伸びしろ十分の4歳馬が2頭をまとめて負かすシーンまで。
△14 カフジテイク(牡5、JRA・湯窪幸雄厩舎)は根岸ステークスGIIIを直線一気で快勝。追い込み馬ゆえ届かないケースもありますが、決め手が脅威の的。
△9 キングズガード(牡6、JRA・寺島良厩舎)はプロキオンステークスGIIIでカフジテイクを完封。黒船賞JpnIIIで地方ダートも経験しました。
△7 ウインフルブルーム(牡6、JRA・宮本博厩舎)は初ダートですが、芝のスピードを生かせれば怖さ十分。
<おすすめの買い目>

馬単 11→2・13・14(3点)
3連単(フォーメーション)11→2・13→2・7・9・13・14(8点)
(文/松尾康司)