10月24日(火)の門別競馬メイン第11レースは、「新ひだか町特別」(A2-2〜B2-1、門別競馬場1200メートル)。
前走でこのA2下条件を勝ち上がってきた実力馬が、なんと4頭もいる混戦メンバー。他も勝機を見いだせる伏兵も複数おり、屈指の実績馬がそろった組合せとしてはちょっとした波乱の決着まで考えられそうだ。シーズン最終盤に差し掛かってきたこともあり、当欄は勝負どころからの攻防が一気に激しくなる可能性大とみて、末脚強烈◎11 キタアルプス(牡3、山中静司厩舎)を中心に採りたい。御存知の通り、この夏はJRA札幌芝の3歳上500万下特別に2度いどんで連続3着と大健闘。その1戦目・羊ヶ丘特別はレコードタイムの勝ち馬から僅か0秒3差という激走だった。2歳で新馬勝ちの後、実はしばらく燻ってしまう状況が続いたのだが、元をただせばJRAフレッシュチャレンジであの3歳王者ヒガシウィルウィン(東京ダービー、ジャパンダートダービーJpnIを連勝)を撃破した実績馬。復調の後、急速にクラスを上げて好走したところで驚くに値しない地力を秘めている。今回は前走よりさらに分厚いメンバー構成にはなったが、持ち前の末脚を活かしやすい1200メートルの外枠なら、存分にその能力を発揮できるはずだ。
印の上では差がつくわけだが、○12 バリスコア(牡3、田中淳司厩舎)、▲9 マックスガーデン(牝4、林和弘厩舎)、△5 リシュリュー(牡3、角川秀樹厩舎)の3頭も、すべて前走この条件を勝ってきた。いずれ劣らぬ実力馬だ。
先行してしぶとい×2 トドイワガーデン(牡4、田中正二厩舎)に×4 ジュエルメッセージ(牝4、松本隆宏厩舎)、嵌まれば差し脚足りる×6 デロニクスレギア(牡5、桧森邦夫厩舎)、×10 シグラップエリー(牝4、小野望厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。
<おすすめの買い目>

馬単(マルチ) 11⇔12・9・5(6点)
3連単(フォーメーション) 11→12・9・5→12・9・5・2・4・6・10 12・9・5→11→12・9・5・2・4・6・10(36点)
(文/ひだか)