25日(土)佐賀競馬メイン第12レースは「第5回雲仙岳賞」(オープン(A1・A2・B級)、佐賀競馬場1800メートル)。
◎5 ウルトラカイザー(牡9、真島元徳厩舎)は、前走の古処山特別(11月9日、1800メートル)が門別から佐賀への復帰初戦でした。逃げたバンブーリバプールの2番手を進み、向正面で先頭に立つとそのまま押し切る危なげのない競馬。デリッツァリモーネに3馬身(コンマ6秒)の差を付け勝利しています。このレースにはキョウワカイザーの登録がありましたが、回避しており相手関係は前走とほぼ変わりありません。2連勝は濃厚でしょう。
○9 デリッツァリモーネ(セン6、真島元徳厩舎)は、ここ2走同様にB級からA級特別(S2重賞)への出走です。前々走の五ケ瀬川賞(10月14日)でコスモポッポに8馬身(1秒5)差を付けてA級での初勝利を挙げましたが、ウルトラカイザーとの対戦で相手強化となった古処山特別では、同馬の2着でした。A級トップクラスの壁にぶつかった形ですが、引き続き同馬との対戦となった今回、その差を詰めることができるかに注目したいところです。
▲10 コウザンゴールド(牡5、手島勝利厩舎)は、古処山特別が4月以来の出走でした。道中は2番手のウルトラカイザーの直後を進みましたが、向正面で同馬との差が開いていき、ゴール直前でアクロマティックにも交わされての4着でした。叩き2走目の上積みと、山口以和騎手の騎乗での負担重量1キロ減を活かして、巻き返しを図りたいところです。
古処山特別3着の△7 アクロマティック(セン7)、同5着の△1 コスモポッポ(牡5)の山田義人厩舎勢の2頭にも、引き続き上位進出の期待がかかります。
<おすすめの買い目>
馬単 5→9・10(2点)
3連単(フォーメーション) 5→9・10→9・10・7・1(6点)
(文/上妻輝行)