9日(木)佐賀競馬メイン第12レースは「古処山特別」(A1・A2・B組、佐賀競馬場1800メートル)。
◎1 デリッツァリモーネ(セン6、真島元徳厩舎)は、前走の五ケ瀬川賞(10月14日、1800メートル)ではコスモポッポに8馬身(1秒5)差を付けてA級戦初勝利を挙げています。前走に引き続きB級からの希望投票で54キロでの出走です。今回はコウザンゴールドらS1重賞勝ち馬との対戦となり、相手関係が強化されますが、今の勢いならこの相手でも優勝争いが期待されます。
○5 コウザンゴールド(牡5、手島勝利厩舎)は、3月のはがくれ大賞典(2000メートル)で、兵庫のサウスウインドに1馬身半(コンマ3秒)差を付けてS1重賞初制覇を達成しました。続く前走の六角川賞(4月15日、2000メートル)でウルトラカイザーから1秒6差の3着に敗れ、今回はそのレース以来の復帰初戦です。昨年のこの時期はまだB級で同年末の中島記念に出走権がありませんでしたが、現在はA2級へ昇級。中島記念へ向け、復帰初戦から注目が集まります。
▲11 ウルトラカイザー(牡9、真島元徳厩舎)は、6月に佐賀所属で北海道スプリントカップJpnIII(門別)に出走(12着)。そのまま門別へ再移籍し2戦1勝の後、今回が佐賀再復帰初戦です。佐賀では4月から5月にかけキョウワカイザーやコウザンゴールドを相手にA級S2重賞を3連勝と衰えを見せておらず、こちらも中島記念で有力馬の1頭となりそうです。
今回は3強の争いとなりそうですが、△2 バイタルフォルム(牡7、池田忠好厩舎)、△3 コスモポッポ(牡5、山田義人厩舎)の一角崩しにも警戒したいところです。
<おすすめの買い目>

馬単(ボックス) 1・5・11(6点)
3連単(フォーメーション) 1・5・11→1・5・11→1・5・11・2・3(18点)
(文/上妻輝行)