11日(月)の水沢競馬メイン第10レースは「ディセンバーカップ」(B2、水沢競馬場1900メートル)。
◎3 ベストプレディクト(牡3、村上実厩舎)は中央芝で3、4着各1回、ダートで4着1回から転入。格付けにも恵まれて移籍後2連勝を飾りました。今回はメンバーが骨っぽくなりましたが、勢い重視。1900メートルへの延長も転入直前の中山ダート1800メートルで4着確保なら望むところ。3連勝へ王手をかけました。
○5 ナンブホマレ(牡3、櫻田康二厩舎)は2歳時に2勝マークから南関東へ武者修行。4月に里帰りして岩手ダービーダイヤモンドカップで5着を確保も、6月末にリタイア。約3カ月半の休養を余儀なくされましたが、戦列復帰2戦目を快勝。体重増もパワーアップにつながりました。ここ2戦は3、2着でしたが、先行馬に有利なペースに落とされたのが敗因。流れ次第で逆転十分。
▲6 ユイノムテキ(牡3、千葉博次厩舎)も同じく南関東から再転入。初戦の重賞・イーハトーブマイルで2着を確保し、前々走1着。不来方賞9着で距離の壁をうかがわせましたが、小回りの水沢なら1900メートルの克服も可能なはず。レースのカギを握ります。
△2 コアレスフェーブル(牝5、晴山厚司厩舎)は岩手初戦の芝1000メートルで2着を確保しましたが、以降3戦はいずれも着外。ダートに手こずっている印象を与えましたが、不良馬場の前走ではマクリ一気を決めて快勝。これでメドが立ちました。
△8 ウップスアデイジイ(牡5、千葉幸喜厩舎)は頭打ちの近走で距離に活路を開きたいところ。
△9 パルミエ(牝5、櫻田浩樹厩舎)はムラなタイプで時に大駆けを秘めています。
<おすすめの買い目>

馬単 3→5・6・2・8 5・6→3(6点)
3連単(フォーメーション) 3・5→2・3・5・6→2・3・5・6・8(18点)
(文/松尾康司)