10日(日)佐賀競馬メイン第11レースは「烏帽子岳特別」(A1A2級、佐賀競馬場1800メートル)。
◎7 キョウワカイザー(牡7、大垣敏夫厩舎)は、秋初戦の玄界灘賞(9月30日、2000メートル)こそ2着に敗れましたが、その後は九州大賞典(10月15日、2500メートル)、周防灘賞(11月11日、1400メートル)と2連勝しています。秋3戦はいずれも異なる距離のレースを使われていましたが、今回は中島記念(12月24日)と同じ1800メートル戦への出走です。同レースの3連覇に向け、勝って弾みを付けたいところです。
○5 コウザンゴールド(牡5、手島勝利厩舎)は、休養明け初戦の古処山特別(11月9日、1800メートル)では勝ち馬から1秒3差の4着でしたが、続く前走の雲仙岳賞(11月25日、1800メートル)ではデリッツァリモーネからコンマ3秒差の3着と、勝ち馬との差を縮めてきました。昨年のこの時期はまだB級で、中島記念への出走資格がありませんでしたが、今年に入ってA級入りし、3月のはがくれ大賞典でS1重賞を勝利しています。中島記念へ向け、調子を上げていきたいところです。
▲9 キングプライド(牡5、土井道隆厩舎)は、春にA級特別(S2重賞)を3連勝しましたが、秋は3戦して勝ち星がありません。前々走の周防灘賞は逃げて直線まで先頭をキープし、最後にキョウワカイザーに1馬身1/4(コンマ2秒)交わされての2着。勝ち馬の決め脚に屈しましたが、この馬のレースは出来ていました。
そのほか、△4 コスモポッポ(牡5、山田義人厩舎)、△8 アクロマティック(セン7、山田義人厩舎)にも上位進出の期待がかかります。
<おすすめの買い目>

馬単(フォーメーション) 7・5→7・5・9(4点)
3連単(フォーメーション) 7・5→7・5・9→7・5・9・4・8(12点)
(文/上妻輝行)