4日(月)の水沢競馬メイン第10レースは「師走特別」(A級、水沢競馬場1600メートル)、12頭立て。
◎10 チェリーピッカー(牡4、畠山信一厩舎)は中央未勝利から転入後、圧巻の15勝。重賞初挑戦で青藍賞を制し、優先出走権を獲得してマイルチャンピオンシップ南部杯JpnIの晴れ舞台にも立ちました。全国の強豪相手に8着は陣営も納得の結果。続いて絆カップへ駒を進めましたが、好位キープから一杯になり7着。ラブバレットが作ったペースが厳しかった印象でした。今回はメンバーが大幅に緩和され、首位奪回が濃厚。これからマイル重賞・白嶺賞、トウケイニセイ記念が控えており、順当に白星を手にし弾みつけたいところです。
○5 イーグルカザン(牡9、橘友和厩舎)は中央準オープンから岩手入りして赤松杯、すずらん賞と重賞2勝。時計のかかる岩手の馬場も合ったようです。前走1400メートル戦はペースが速く追走に手こずりましたが、地力で台頭し3着。今回はベストの1600メートル戦を迎え、本領発揮は疑いなし。
▲7 アークマイニング(牝4、佐藤祐司厩舎)は盛岡開催時は3戦とも着外に終わりましたが、水沢に替わった前走では2着確保。改めてコース適性の高さを証明しました。相手は骨っぽくなりましたが、自在脚質を武器に上位争い必至。
△8 シャーク(セン8、晴山厚司厩舎)は前走7着。出鼻を叩かれた上、早めにまくられてはひとたまりもありませんでした。今回はマイペースの逃げが打てる可能性が高く、持ち前の強じんな粘りを発揮。
△3 ガッサンプレイ(牡7、佐藤雅彦厩舎)は展開がカギ。前崩れを期待したいところ。
<おすすめの買い目>

馬単 10→5・7・8・3(4点)
3連単(フォーメーション) 10→5・7・8→3・5・6・7・8(12点)
(文/松尾康司)